ドッグトレーニング科 学習内容

パピークラス論

「子犬のための “情操教育”」

仔犬の時の体験が、成育後の行動に影響を与えると言われています。この講義では、パピークラス(仔犬の保育園)で行うしつけ教室での指導に必要な基礎知識を中心に、仔犬との接し方についたてトータルに学びます。

授業では、こんなことを学びます。

しつけのために仔犬に教えたいコト

お家に来てから、ワクチン接種を終えるまで
  • コミュニケーション ペットが飼い主様を好きになるために、日常の色々な場面で触れ合う機会を作ります。
  • 関係づくり ペットが飼い主様を信頼し、飼い主様はペットを導いてあげる親子のような暖かい関係を作っていきます。
  • 抱っこ散歩 飼い主様が抱っこして行う散歩。初めはベランダでもOK。外の世界を感じさせることが大切です。
ワクチン接種を終えてから
  • 家族以外のヒト、犬に会う 将来、知らないヒトや犬を恐れないためです。初対面のヒトが、おやつをあげると効果的です。

こうした仔犬への教育を「社会化」といいます。 ペットが人と安心して暮らすために、社会のルールを教えることが重要なのです。

競技訓練

犬と一緒に障害物をクリアする、ドッグスポーツ(アジリティー)の競技訓練です。基本的なルールやトレーニング方法を学び、モデル犬をトレーニングします。常に犬の気持ちを落ち着かせて、的確な指示を出すことが求められます。また、犬と学生が協力して楽しむ競技もあるので、信頼関係を築く方法についても学んでいきます。

ペットに応じて必要なスキルを伸ばす「アジリティー」にトライ!

Teacher
西尾 裕子 先生

競技訓練で身に付けて欲しいことは?
アジリティーの狙いの一つは、ワンちゃんの自信を付けることです。クリアできたらしっかり褒めてあげて、ワンちゃんとの信頼関係を築いていきましょう。
  1. アイコンタクト トレーナーが呼びかけると、犬が目線を合わせる行為です。お互いが心を通じ合わせるための基本となります。
  2. 歩道橋 平衡感覚を養います 声をかけて、上手く登れるように誘導します。渡っている時はリードを短く持ち、声をかけて励ましてあげましょう。
  3. スラローム 俊敏な動きを養います トレーナーは真っ直ぐに歩きながら、犬は障害物を避けてジグザグに歩きます。オヤツやオモチャで、歩く方向を誘導してあげます。
  4. ハードル 全身の筋肉を使います リードを短く持って軽く助走をつけます。飛ぶときに、「ジャンプ」と声をかけて誘導してあげましょう。
  5. シーソー バランス感覚を養います シーソーは動くので、足場が不安定になります。真ん中まで歩いたら犬を静止させて、シーソーをゆっくり動かします。反対側のシーソーが床に着いた後、渡らせましょう。
  6. トンネル 精神力を養います 犬を入り口で静止させて、出口で呼びかけましょう。トンネルは狭くて暗いので、楽しそうに声をかけることが大切です。上手くできたら、その場でオスワリをさせてほめましょう。

「アジリティー」のポイントは、犬に声をかけて安心させてあげること。そして、クリアできたらよく褒めてあげることです。褒めることで犬も自信がつき、信頼関係を深めることができます。

Dog Training
野見山 咲 さん
愛知県 修文女子高校出身

競技訓練の好きなところは?
アジリティーは、クリアできた時が一番気持ち良いです。
犬がいつもよりカッコ良く見えるので素敵ですね。
色んな犬とパートナーを組んで、トレーニングの腕を上げたいと思います。

Dog Training
北野 有希 さん
岐阜県 池田高校出身

競技訓練の好きなところは?
犬と一緒に頑張れるところです。
犬が楽しそうにしているだけで、私も楽しい気分になるんです。できなかった障害をクリアする度に、パートナーのワンちゃんと一緒に喜んでいますよ。